令和4年度三鷹市総合防災訓練

公開日 2022年12月08日

更新日 2023年01月24日

10月2日(日)に三鷹市立第七中学校で行われた三鷹市総合防災訓練(メイン会場)に特定非営利活動団体Mitakaみんなの防災として参加しました!

Mitakaみんなの防災ブースでは、黄色いタスキの紹介や地域の防災活動の紹介などを行いました。
初めての参加でしたが、たくさんの方にMitakaみんなの防災の活動を知ってもらえてよかったです!

参加団体による啓発

会場には、消防・警察・自衛隊といった防災関係機関の他に、ライフライン関連機関や医療機関など様々な団体が参加し、多くの人でにぎわっていました。
写真(左)のNTT東日本のブースでは、災害用伝言ダイヤル171の体験をさせてもらえましたよ。
災害時には固定電話や携帯電話がつながらないことがあるので、171の使い方は練習しておきたいですね。
災害用伝言ダイヤルの使い方(NTT東日本HP)

防災講演会

体育館では、3部制の防災講演会が行われていました。
第1部は、医師会・歯科医師会・薬剤師会・柔道整復師会・助産師会の先生方が災害時医療について教えてくださいました。
三鷹市では震度6弱以上の地震が発生すると、診療所を閉院し、医療拠点と医療救護所にスタッフや資機材が集まる仕組みがあります。限られたスタッフや資機材を効率的に使うための仕組みなんですね!どこが医療救護所になっているかは、三鷹市のホームページに掲載されています。

第2部は、三鷹市防災課から令和元年東日本台風による被害の様子や三鷹市の対応について説明があった後、東京都建設局北多摩南部建設事務所の方から野川の治水対策について説明がありました。台風や局地的集中豪雨に伴う水害が増加していることを受け、野川では河川の拡幅や調節池の整備が行われているとのこと。野川大沢調節池は、平成28年度から令和3年度に工事を行い、158,000立方メートル(25mプール約440杯)の貯留ができるようになったそうです!
同時に、私たち一人ひとりが「大雨のときにはどのように行動するか」を日頃から考え、対策をしておくことも重要ですね。三鷹市河川防災情報では、野川や仙川の様子や水位の状況を確認することができます。避難を検討する際に役に立ちそうです。

第3部では、気象予報士で防災士の山神明理さんが、気象情報の活用の仕方やマイ・タイムラインのつくり方を教えてくれました。後半では、同じくNHKで活躍する平井信行気象予報士も登場!ドローンや3D模型を使って、第七中学校周辺の地形を解説してくださったので、どこにいると危ないか、どういう状況で避難をするべきか分かりやすかったです。

この他にも、仮設トイレの組立てやAED操作訓練、防災倉庫の説明等では、第七中学校の生徒が活躍!
羽沢小学校の児童も防災学習の発表を行い、たくさんの方が聞き入っていました。
AED操作体験
炊出し訓練
小学生による学習発表

三鷹市総合防災訓練メイン会場(大沢地区)

■日時 令和4年10月2日(日)10時~正午
■会場 三鷹市立第七中学校

大沢地区以外の6つの地区でも10月から11月にかけて総合防災訓練が行われました。
運営に関わられた皆様、参加者の皆様、お疲れさまでした!
これからも三鷹市全体で地域の防災力向上に取り組みたいですね。

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