映画「いつか君の花明かりには」を観て防災について考えよう!

公開日 2023年02月01日

更新日 2023年02月01日

1月15日(日)に東多世代交流センターで開催された『映画「いつか君の花明かりには」を観て防災について考えよう!』に参加しました。

だんごむしダンス

会の冒頭、三鷹市の防災キャラクターじじょまる(三鷹市ホームページへリンク)くんが登場!
じじょまるくんと『だんごむしダンス』を踊りましたよ♪
『だんごむしダンス』は、防災団体やろうよ!こどもぼうさいのみなさんが作詞し、シンガーソングライターの岩本祐樹さんが作曲したもので、「だんごむしポーズ(地震が来たときに小さくなって頭を守るポーズ)」を練習できる楽しい曲です。
みんなで覚えて踊りましょう~♪

楽しく『だんごむしダンス』を練習した後は、防災啓発ドキュメンタリー映画『いつか君の花明かりには』の上映でした。
防災団体やろうよ!こどもぼうさい代表の山崎光さんが共同監督を務めています。

映画では、防災活動を行う様々な方が登場するのですが、
私は特に、「歌うママ防災士」柳原志保さんの言葉が胸に刺さりました。

「(東日本大震災の時)避難所で夜に子どもが「おなかすいた」と言ったときに、アメっこ一つ渡せなかった」
「子どもに頼られたときに支えになるのが親なのに、いざというときに守れなかったら、いつ親の出番があるの?って思う」

災害への備えは、「やらなきゃいけないと分かっているけれど、ついつい後回しになってしまう」という方が多いと思います。
そんな中で、「何のために」や「誰のために」それをするのかという動機がしっかりとイメージできれば、防災に一歩を踏み出せる人も増えるのではないかな、と思いました。

講演会

映画の後は、監督の山崎さんから映画制作時の裏話とご自身の防災に対する思いについて講演がありました。
もともと「防災アレルギー」だったという山崎さんが、本格的に防災活動を始めたきっかけは、東日本大震災の映像を見た娘さんが「私が住んでいるところは大丈夫なんだよね?」と不安げに聞いてきたことだったそうです。
つい安心してほしくて「この辺りは地盤もしっかりしてるし、津波も来ないよ!」と言いそうになりますが、いざという時に自分の身を守ることを教えることが本当にその子のためになる、と考えて防災を広げる活動をされているそうです。

山崎さんからお話を伺った後は、防災団体やろうよ!こどもぼうさいの皆さんが災害時のトイレの使い方を教えてくれました。
大きな地震が来たら、下水管が破損している可能性があるので水栓トイレは使ってはいけない、というのはご存じでしたか?
もし下水管が壊れたままトイレを流してしまうと汚物が逆流してしまうことも…!
詳しくは、国土交通省が作っている漫画(国土交通省のホームページにリンク)が分かりやすいので、ぜひチェックしてみてくださいね。

簡易トイレの実験では子どもたちが大活躍!
簡易トイレも1人1日5回×家族の人数分×1週間分以上は備えておきたいですね。

簡易トイレの実験

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