防災イベント『つくって食べるおいしい防災』

公開日 2023年05月16日

更新日 2023年05月16日

令和5年4月29日(土・祝)に東多世代交流センターで行われた防災イベント『つくって食べるおいしい防災』の企画と運営を、NPO法人Mitakaみんなの防災でお手伝いしました。

防災イベント『つくって食べるおいしい防災』

日時 令和5年4月29日(土・祝)10時30分~12時30分
会場 東多世代交流センター(三鷹市牟礼二丁目13番19号)
主催 東多世代交流センター、牟礼中町会
協力 三鷹地域活動栄養士会、三鷹市防災課、NPO法人Mitakaみんなの防災

東多世代交流センターは、小さな赤ちゃんからご高齢の方まで多様な世代の方を対象とした講座や各種事業を行う地域の拠点です。
今回のイベントは、東多世代交流センターと近隣の牟礼中町会さんとが連携して企画したものですが、
「いろいろな世代の方が楽しみながら防災について学ぶにはどんな企画がいいかな」とNPO法人Mitakaみんなの防災にご相談いただき、
4つの企画をご提案・支援させていただきました。

防災クッキング

三鷹地域活動栄養士会さんから、災害時にも簡単に調理できて、おいしいレシピを教えていただきました。

ミニおはぎ

★ポリ袋で簡単!ひじきの和え物
食品用ポリ袋に、パウチのひじき・ツナ・ミックスビーンズを入れて混ぜ合わせ、ポン酢しょうゆで味付け。
ツナ入りなので子どももパクパク食べちゃう味付けです♪
缶詰やパウチ食品は保存期限も長いので、普段からストックしておきたいですね!

ちなみに、「缶詰は保存期間が長く、量もパウチよりも多めだけれど、ゴミがかさばるのが難点」、「パウチ食品は缶詰よりも保存期間が短いけれど、ゴミは捨てやすい」
という違いもあるので、ご家庭の状況などに合わせて選ぶのがおススメだそう。

★ビスケットとあずきの相性抜群!きなこミニおはぎ
非常食用の缶入りビスケットをポリ袋に入れて手や缶でつぶし、そこにゆであずきを加えて形を整え、きなこをまぶす。
あっという間においしいおやつの出来上がり♪
非常食用に乾パンやビスケットを備蓄している人も多いと思いますが、そのまま食べるとちょっと硬かったり、飽きてしまったりしますよね。
そんなときにひと手間加えると、お腹も膨れて大満足なおやつになります。
保存期限が近くなった乾パンの消費にもぜひお試しください。

 

 

アルファ米の炊出し

今回は、ブロックでつくったかまどでお湯を沸かし、そのお湯を使ってアルファ米をつくりました。

防災イベント写真2

こちらは三鷹市防災課の職員さんが指導してくれました。
今回使用したのは、三鷹市で備蓄している1箱50食分のアルファ米。
実際に三鷹市の避難所で使用されるものと同じものです。
アルファ米に具材を混ぜてお湯(お水でも可)を入れて蒸らすだけで、おいしいごはんが出来上がります。

ミニ防災講座

防災士の資格を持つMitakaみんなの防災事務局長から、日常備蓄や火災の発生原因と予防対策、安否確認の黄色いタスキについてお話させていただきました。
三鷹市内における出火原因の第1位は『電気』なんです(令和4年の統計)。
その中でも、トラッキング現象による火災が多く発生しているので、注意が必要です。
トラッキング現象とは、コンセントに差し込んだプラグの差し刃間に付着した綿埃等が湿気を帯びて微小なスパークを繰り返し、やがて出火する現象をいいます。
「電気コードを家具などの下敷きにしない」、「コンセント周りは清掃する」、「しっかり差し込む」といった予防が重要ですので、ご家庭のコンセントを点検してみてくださいね。

 

黄色いタスキを活用した安否確認訓練

牟礼中町会さんでは、あらかじめ町会の全世帯に黄色いタスキを配布しており、それをイベント当日に玄関に掲げる、という訓練を行いました。

◆『安否確認の黄色いタスキ』とは?

災害が起きた時に「無事」を知らせる目印として各ご家庭で黄色いタスキを掲げます。
黄色いタスキが掲げられていることで、ご近所の安否確認が一目で分かります。
安否確認が早く取れることで、本当に救助が必要な人をより早く救助することができます。

 

地域の防災訓練・イベント ご相談ください

「防災イベント(訓練)をやってみたいけれど、何から始めればいいか分からない」
「防災訓練になかなか人が集まらない。人が集まるような企画はないかな」等、様々なご相談・ご要望に応じてお手伝いさせていただきますので、
ご興味のある方はぜひ、NPO法人Mitakaみんなの防災にお問合せください。

お問合せはこちら(Mitakaみんなの防災お問合せフォームへリンク)