東京国際消防防災展2023

公開日 2023年06月21日

更新日 2023年06月21日

東京国際消防防災展2023を視察してきました!
とにかく広くて展示も多く、とても全てはレポートできませんが一部をご紹介します。

東京国際消防防災展とは

入口

最新の消防防災機器や防災に関する商品を一堂に集める国内最大級の展示会です。

5年に1度の大規模イベントで幅広い分野の展示に加え、最新情報を紹介するセミナーや様々なイベントが行われました。

11回目の開催となる今年は、過去最大級の出展規模(約43,000㎡)に325社・団体が出展していました。

 

■会期 
2023年6月15日(木)から6月18日(日)まで4日間 

 

■会場 
東京ビッグサイト

会場レポート

 

まず向かったのは屋外会場で行われていた消火・救助演技
ヘリコプターを使ったエアハイパーレスキューによる救助、
はしご車による高層建物からの救助、
ドローンによる被害調査、
特殊車両によるガレキの除去、
倒壊建物への侵入・救助、
ガス漏れ現場からの救助、
そしてラストは、在日米海軍消防隊・深川消防団・東京消防庁のポンプ車、消防艇、消防ヘリコプターによる迫力の一斉放水で、映画のようなカッコよさでした‼
それぞれの救助シーンでは、担架を使ったり、ロープを使ったり様々な技が披露されましたが、救助者の状況や場所、緊急性を素早く判断し、最善の救出方法を選択するのだそうです。

 

消火・救助演技
 
消火・救助演技
 
消火・救助演技
 

屋外会場には、子どもが運転できるミニ消防車コーナーやアメリカ空軍・陸軍・海軍の消防隊の車両展示などもありました。 

 
メインステージ

屋内会場のメインステージでは、防災に関するセミナーやバイオリンのコンサート、手話教室などが行われていました。
私が行った日には見れませんでしたが、タレントの関根麻里さんやフィギュアスケーターの安藤美姫さんのトークイベントもあったそうですよ!

 

 

 

今年は関東大震災から100年という節目の年ということもあり、関東大震災に関する展示ブースも資料が充実していました。
会場で上映されていた『ノブさんからのメッセージー手記に学ぶ関東大震災』は、YouTubeでも公開されています。
幼子2人を連れ、必死に逃げ命をつないだ女性 ノブさんが記録した大震災の様子や町の人の行動は、現代の私たちに大きなヒントをくれます。

 

民間企業ブースには、能美防災株式会社さんのブースもありました。
能美防災株式会社さんは、三鷹市にも工場がある、消防防災の設備・システムの会社です。
社会体験アプリ『ごっこランド』の中のコンテンツとして、『火災の煙から脱出しよう!避難訓練ゲーム』と『防災の知識を学ぶクイズゲーム』を監修されたそうです。
ゲームを通して楽しく防災の知識が身につく内容でしたよ♪
社会体験アプリ『ごっこランド』(外部サイトへリンク)をダウンロードして、体験してみてくださいね。

一般社団法人AR防災さんのブースにもお邪魔しました。
こちらは、拡張現実(AR)技術を活用した防災教育や啓発活動を行う団体で、そのコンテンツは一部の三鷹市立小学校で防災授業として導入されています。
タブレットやスマートフォンを使って、実際の風景に浸水の様子や火災の煙が充満している様子を重ねて表示することでリアルな災害疑似体験をすることができます。
こうした技術を活用して災害時のことを具体的にイメージすることで、日頃からの備えにつながります。

この他にも、

  • 低脂質・高糖質で災害時の備蓄にぴったりの虎屋の羊羹
  • 25年の超・長期保存ができるサバイバルフーズ
  • アウトドアの携行食としても人気の永谷園のフリーズドライご飯

などなど気になる商品がたくさんありましたよ。

 

見どころ満載だった東京国際消防防災展!
新しい技術や商品が次々に登場していますので、私たち消費者側も知識のアップデートをしていかなければなりませんね。