公開日 2023年09月01日
更新日 2023年09月01日
8月26日(土)、武蔵野市にある武蔵野中央公園で開催された「はらっぱ防災フェスタむさしの2023」に行ってきました。
当日は相変わらずの猛暑でしたが、小さなお子さまを連れた家族連れからお年寄りまで、とても多くの方が来場されていました。
武蔵野中央公園の原っぱ広場を全面に使って、防災に関する展示ブースや訓練ブース、車両展示ブースなど、様々な企画が盛りだくさんのイベントでした。
中でも行列ができていたのはスタンプラリー。
会場内の各所に設置されたポイントを回ってスタンプを全部集めると、炊き出しカレーと防災グッズの引換券をもらうことができるというものです。
スタンプを全部集めて炊き出しカレーをもらい、会場内に用意された休憩所で美味しそうにカレーを食べている方がたくさんいました。
とても暑い日でしたが、暑い日に外で食べるカレーもいいですよね。
炊き出しカレーを作っていたのは陸上自衛隊の皆さん。
なんとこの炊事専用車両では45分で約200人分の食事を作ることができるそうです!
ケチャップやニンニクなどの隠し味も入れながら、炎天下の中、長時間にわたり本当にたくさんのカレーを作ってくれていました。
また、武蔵野市消防団による放水ショーも大人気でした。
今回は単に放水を披露するだけではなく、空高く放水した水の下で放水シャワーを浴びられるというもの。
とても暑い日でしたので放水が始まると子どもたちは大はしゃぎで集まっていました!気持ちよさそー!
- 消防団による放水
- AED操作体験
- 倒壊家屋からの救出実演
AED操作体験、煙体験、初期消火訓練などたくさんの体験・訓練コーナーがあり、小さな子どもたちが楽しそうに、でも真剣な眼差しで参加している姿が印象的でした。
そのほかにも、働く車両の展示、倒壊家屋からの救出演技、水道管復旧実演、バケツリレー、ロープ渡り体験などなど、実際に体験・見学できるものが多くありました。
また、今年は関東大震災から100年ということで、関東大震災に関する展示も行われていました。
「はらっぱ防災フェスタむさしの」は今年で8回目の開催とのこと。
このような防災イベントに参加することで、家族や友人、ご近所の方と一緒に防災について考えるきっかけになりますね。
武蔵野中央公園の防災機能
武蔵野中央公園は、発災時に大きな火災が迫る危険が生じたときなどに逃げ込む「広域避難場所」に指定されています。
また、自衛隊、消防、警察などの広域支援・救助部隊が活動を行う「大規模救出救助活動拠点候補地」としても使用されます。
園内には、マンホールトイレが4カ所33基設置されているほか、かまどベンチが5基、非常用発電機などの防災設備が整備されています。
- マンホールトイレ
- かまどベンチ
詳しくは、東京都公園協会のホームページをご覧ください。
東京都公園協会ホームページ「防災公園を知ろう」(外部リンク)