公開日 2025年05月09日
更新日 2025年05月09日
令和7年4月18日(金)に行われた消防研究センター、消防大学校、日本消防検定協会、消防防災科学センターの一般公開を見学しました。
三鷹市近隣には消防・防災の研究施設が集まっている!
三鷹市と調布市にまたがる場所に消防・防災の研究施設が集まっていることをご存じですか?
毎年4月に一般公開が行われ、その研究内容等を見学することができます。
総務省消防庁消防大学校(外部サイトへリンク)
消防関係者の高度教育・研修を行っています。
消防研究センター(外部サイトへリンク)
消防・防災に関する研究開発や火災等の原因調査等を行っています。
日本消防検定協会(外部サイトへリンク)
消防用機械器具等の品質、性能の検定等を行っています。
一般財団法人消防防災科学センター(外部サイトへリンク)
消防・防災に関する調査研究や防災関係者を対象とする防災啓発事業を行っています。
令和7年度一般公開

三鷹市防災キャラクターじじょまるといっしょに一般公開を見学しました。
一般公開には、消防職員の他、防災用品を取り扱う会社の方や自治体関係者、地域の方もたくさんいらっしゃっていました。
広い敷地の中で様々な実験実演・展示等が行われており全てを回ることはできなかったのですが、その一部をご紹介します。
- 大規模火災がどのような条件で焼け止まるのか、効果的に消防活動を行うためにどのような対応が必要かの研究が紹介されていました。
- 住宅地図に火元や風速等の条件を設定して火災がどう延焼していくかをシミュレーションするソフトウェアを開発されたそうです。
- 延焼シミュレーションソフトを活用した図上訓練も行っているそう。消防隊の配置を設定することで適切な消防活動を探ることができます。
- 出火原因となった物をCTスキャンしたり分解したりして調べる原因調査室の業務について教えていただきました。
- 軽油のボイルオーバー現象を迫力ある実験で学びました。敷地内にはこのような火災実験や爆発実験ができる施設が複数あるそうです。
- 土砂災害現場等の情報収集では大小様々なドローンが活躍しています。操縦やデータ解析の研修も行っているそうです。
- 操作性だけでなくデザイン性にもこだわった消火器が増えています。
- 避難所運営ゲーム(HUG)の風水害編の実演もありました。
- 大量の消防車両!写真を撮っているファンもたくさんいました。
今回一般公開を行っていた各機関のホームページでは、研究の概要や解説資料も掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください。