防災出前講座「外国籍市民向け防災講座」

公開日 2026年07月06日

令和8年6月30日(火)、三鷹国際交流協会(MISHOP)で実施した「防災出前講座」のレポートです。

毎年外国籍市民の方を対象に防災のお話をさせていただいております。最近日本に来られた方はもちろん、長く暮らしている方も日本の災害について、また防災の備えについて知る機会はあまりありませんので、いつも貴重な場をいただいてありがたい限りです。

今回は、前半を特定非営利活動法人Mitakaみんなの防災が担当し、後半は三鷹消防署の皆様にご担当いただきました。

防災講座の様子

このまちの防災について_Disaster Preparedness in This Town
はじめに、参加者の皆様から、自国で代表的な災害についてご紹介をいただきました。ベトナムや中国、ウクライナなど、地域によって水害、地震、あるいは自然災害よりも深刻な国の情勢などのお話がありました。
日本もまた、自然が豊かなだけに自然災害が多い国です。地域や季節によって、土砂災害や雪害など警戒する災害は異なりますが、特にこの三鷹の地域で警戒が必要な「地震」「大雨・台風」についてお話をします。

やさしい防災ガイドブック

「地震」「大雨・台風」はどのような災害か、その対応方法とは
地震についてはあまり馴染みのない方が多く、はじめに東京消防庁の作成した「B-Ver」を視聴して、地震の揺れを疑似体験。揺れ方、揺れの大きさ、そして周りの物が落ちたり倒れてきたり、その後停電したり…リアルな映像はまさに自分事として捉えることにつながります。

続いて、三鷹市が令和8年4月に作成した『三鷹で安心して暮らすためのやさしい防災ガイドブック』を用いて、揺れの瞬間の身の守り方などをおさらいです。本ガイドブックは、当法人も作成協力をし、やさしい日本語、英語、中国語、韓国語の4言語があります。

いつどこで起こるかわからない地震だからこそ、自宅で生活を続けるための備えや、いざというときに避難するための準備をしておくようお話ししました。

「大雨・台風」については、各国でも比較的共通する災害でもありますが、都市部に多い地下(駐車場やお店など)やアンダーパス、マンホールなどにも注意を呼び掛け、地震とは異なり事前に予測ができることを強調しました。また、避難のタイミングを知らせる警戒レベルについても説明するとともに、避難は垂直避難や事前に安全なエリアへ行くことなども含まれることをお伝えしました。

一にも二にも、大雨・台風対策には情報収集が欠かせません。情報収集ツールとしておすすめのアプリ(Safety Tipsなど)をご紹介。テレビでもラジオでもスマホでも、正確な情報をキャッチできるようにしておきましょうね。

外国籍市民の方も、発災時には助けてもらうだけでなく、共助の一員として助け合う姿勢が必要です。そのためには、災害への備えをしておき、いざというときに自分や家族が自助に成功する必要があります。「困ったときにはお互い様」のJapanese Spiritで災害を一緒に乗り越えましょう!

消防署の救急クイズ

後半の三鷹消防署の時間では、緊急時の119番通報の仕方についてクイズやロールプレイを使って取り組みます。日本語のレベルも様々な参加者の皆さん、苦戦しながらも楽しんで参加されていました。

最低限必要なことは、最初に「火事」か「救急」かを伝えること、そして「住所」だそうです。目の前の状況をすべて正しく伝えることは難しくても、この二点はしっかり伝えられるようにしておかないといけませんね。

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