公開日 2023年07月28日
更新日 2023年07月28日
★独立行政法人国立女性教育会館（ＮＷＥＣ）が主催する研修会です。
防災・減災、災害に強い社会の実現には、女性が防災の意思決定過程や現場に主体的に参画し、性別によって災害から受ける影響やニーズの違いなどに十分に配慮された災害対応が行われることが必要です。
しかし、その実践は未だ不十分であり、災害が頻発する今日、実質的な取組を加速させていくことは、 全国共通の急務です。本研修では、地域における多様な主体との連携に焦点を当て、意思決定や対応現場への女性の参画促進や男女共同参画の視点による地域防災力強化のポイントを、事例等を踏まえながら具体的に学んでいきます。参加された方々が、男女共同参画の視点からの防災や災害対応について、地域をつなぐハブの役割を担って活躍されていくことを期待します。
（独立行政法人国立女性教育会館（ＮＷＥＣ）ホームページより引用）
主催
独立行政法人国立女性教育会館（ＮＷＥＣ）
共催
内閣府男女共同参画局
対象
自治体の防災・危機管理担当部署／男女共同参画担当部署／地域総務担当部署／福祉担当部署等の管理職・職員、男女共同参画センター等女性関連施設の管理職・職員、地域防災委員、自主防災組織／女性団体等で地域防災を担うリーダー、防災士、学校関係者（管理職・教職員・コミュニティスクール担当者・ＰＴＡ）等
定員
- 基礎研修 ３００名程度
- ステップアップ研修 ５０名
※応募多数の場合は選考により参加者を決定します。
基礎研修
実施形式
YouTubeによるオンデマンド配信動画視聴及びZoomによるライブ配信
受講期間
令和５年９月２７日（水）～１１月１３日（月）
内容
- 講義１「わたしたちの日常に男女共同参画の視点を組み込む」
講師 萩原 なつ子 国立女性教育会館理事長 - 基調講演「災害対策に求められる“多様な視点”とは～誰ひとり取り残さない社会のために」
講師 斉藤 容子 関西国際大学客員教授 - 情報提供１「内閣府における防災人材育成の取組と、男女共同参画の取組との連携」
講師 菊池 正彦 内閣府政策統括官（防災担当）付参事官（地方・訓練担当）付参事官補佐 - 情報提供２「地方公共団体における男女共同参画の視点からの取組について」
講師 藤田 昌子 内閣府男女共同参画局総務課専門職 - 講義２「事例に学ぶ災害対策～“多様な視点”からのまちづくりに向けて」
講師 小山 真紀 岐阜大学流域圏科学研究センター准教授 - 情報交換会（ライブ配信９０分・希望者のみ）
トピックごとに分かれて、参加者同士で情報交換を行います。
申込時に参加を希望するトピックをお知らせください（希望するトピックに入れない場合があります）。
ステップアップ研修
実施形式
集合形式による実習
会場：国立女性教育会館（埼玉県比企郡嵐山町菅谷728番地）
日程
令和５年１０月２７日（金）～１０月２８日（土）１泊２日
内容
- 事例報告「女性の参画と地域の連携で進める災害に強いまちづくり」
政狩 拓哉 泉大津市危機管理監
金原 美穂 泉大津市災害ボランティアセンター防災女子部長／泉大津市消防団（女性分団副分団長）
千代木ひかる 特定非営利活動法人日本ＮＰＯセンター事務局スタッフ
（助言者）斉藤 容子 関西国際大学客員教授 ※オンラインによる中継 - ワールドカフェ「災害対策に男女共同参画の視点を入れたら、あなたのまちはどう変わる？」
（進行役）国立女性教育会館事業課専門職員
（助言者）浅野富美枝 元宮城学院女子大学教授／埼玉県吉川市防災会議委員 - 実技「誰もが安心できる避難所づくり～すべての人の人権を尊重した防災・復興の実践」
（講師）小山内世喜子 一般社団法人男女共同参画地域みらいねっと代表理事
（助言者）岩本 ヤヨエ 一般社団法人男女共同参画地域みらいねっと理事
所要経費
参加費
無料
宿泊費
研修期間中：１名１泊 １，８００円 ※前泊（１０／２６）も同じ料金で宿泊できます。
未就学児ベッドパッド代：１名１泊 ８１４円
食費
朝食 １，１００円
昼食 ６００～８８０円（会館レストランを御利用できます）
夕食（２７日懇親会） １，５００円
お申込み
申込方法
専用申込フォーム（基礎研修・ステップアップ研修共通） からお申込みください。 ＊
申込期間
令和５年８月７日（月）９：００ ～ ９月１１日（月）１７：００
問合せ先
独立行政法人国立女性教育会館事業課
〒３５５－０２９２ 埼玉県比企郡嵐山町菅谷７２８
電話 0493-62-6724／6725 (平日９：００～１７：００)
メール progdiv@ml.nwec.go.jp
※お問合せはなるべくメールでお願いします。